日本ネイリスト協会が行っているJNA認定講師資格試験。
「ただのネイリストで終わりたくない!」
「キャリアアップを目指したい」
「ネイリストを指導しながらサロン運営がしたい!」
「将来は講師になってスクールで働きたい!」
そんな思いの現役ネイリストが、多くチャレンジしていますよ。
受験資格も厳しいJNA認定講師資格試験! 壁が高いからこそ、合格した時の喜びは忘れられないものになりそうです。
JNA認定講師資格試験の試験内容は?
JNA認定講師資格試験には実技試験、筆記試験、面接があり、ネイリストとしてのすべてを試される場となっています。
受験資格は厳しく、
「ネイリスト技能検定試験1級に合格し、合格認定日より1年が経過していること」
「プロとしての実務経験があること」
「JNAの個人正会員であること」(受験前に余裕をもって申し込んでおきましょう。)
「受験日に満20歳以上であること」
「日本ネイリスト協会の発展に尽くせること」
「JNA認定校を卒業、もしくは、受験までにJNA認定校で指定のカリキュラムを20時間修了していること」
「ネイルサロン衛生管理士の資格があること」
「ジェルネイル技能検定試験上級の資格があること」
「仮合格者勉強会、条件付き合格者勉強会へ必ず出席できること」
という9項目をクリアしなければなりません。
そのため、いずれは講師に……と考えるなら、
「ネイリスト検定1級」
「ジェルネイル技能検定試験上級」
「ネイルサロン衛生管理士」
の資格を取得することから始める必要があります。
また、2017年9月の第38期試験より、 「過去3年の間にJNA主催のネイル競技会(プロフェッショナル部門)へ参加経験があること」 という受験資格が加わります。
3年以内に受験予定の方は、早めに競技会へ参加しておきましょう。
実技試験内容は、
「カラーリング」
「スカルプチュアネイル」
「チップ&オーバーレイ」
「チップ&ラップ」
となり、 前半にカラーリング、休憩をはさんだ後半がネイルイクステンションの審査となります。
その後筆記試験、面接試験となるため、10時15分~17時30分までの、一日がかりの試験内容となっています。
筆記試験内容は、JNAの活動内容や組織などについて出題されます。
面接試験内容は、認定講師になりたい理由などを聞かれますので、熱い想いを真摯にぶつけて下さいね。
試験は9月と3月の2回。
会場は東京のみで、定員は500人です。
日本中から認定講師を目指しネイリストが集まるJNA認定講師資格試験。
定員が埋まってしまわないよう、早めに申し込みを済ませましょう。
画像出典元:https://nailschool.jp/
JNA認定講師資格試験の合格率は?
JNA認定講師資格試験の合格率は、一般には公表されていません。
ですが、狭き門なことで有名なJNA認定講師資格試験。 合格者はほんの一握り、仮合格者と合わせても1~2割だと言われています。
ネイリスト検定1級を持ち、実務経験のあるネイリストでも、合格が難しいこの試験。
それだけに、合格後は様々な舞台で活躍することができるでしょう。
JNA認定講師資格試験の受験料は?
JNA認定校氏資格試験の受験料は15,000円となっています。
申し込みの際には、受験料の受領証だけでなく、
「志願表」
「在籍証明書」(ネイリストとしての実務経験を証明できるもの)
「ネイリスト技能検定試験1級合格書のコピー」
「ジェルネイル技能検定試験上級合格証のコピー」
「ネイルサロン衛生管理士認定証のコピー」
「JNA認定校卒業書、もしくはJNA認定校修了証明書」
が必要となります。 種類に不備があった場合、受理されません。
しっかり確認してから、申込期間内に届くよう、送付しましょう。
さいごに
ネイル界の最高難度資格だと言えるJNA認定講師資格試験。
確実に合格を目指したいなら、日本ネイリスト協会が行っている、JNA認定講師資格試験対策セミナーを受講しておきたいですね。
これまで学んだすべてが試される一日。
「絶対に講師になる!」 という気持ちを持って、当日のために練習を重ねましょう。